⑧中間ポンプ棟(ちゅうかんぽんぷとう)

浄水処理を自然流下で行うためには、水を一定の高さまで持ち上げ「位置エネルギー」を与える必要があります。

そのために中間ポンプを急速ろ過池と活性炭吸着槽の間に設置しています。

中間ポンプ棟には、ろ過処理された水を汲み上げて活性炭吸着槽の上部に送るため、5台のポンプとその電気設備が設置されています。

⑨活性炭吸着槽(かっせいたんきゅうちゃくそう)

ろ過池を通った水は、もう飲める水になっていますが、もう一つ特別に活性炭吸着槽という池を通ります。

飲める水なので、この写真のように青いふたをして、ゴミなどが入らないようにしています。

ヤシの殻を燃やして作った活性炭には小さな穴が多数空いており、水の色やにおいの元を吸着する性質があります。

活性炭吸着槽の中にヤシ殻活性炭を2.4メートルの厚さに敷き詰め、上部からろ過した水を流し、下に届くまでの約10分間に色やにおいが吸着されます。

その後、水道法に定められた塩素濃度となるよう調整し、皆様にお届けする安心安全な水道水となります

大寺浄水場には活性炭吸着槽が16池、十日市場浄水場には12池あり、定期的に吸着済の活性炭を取り出し、焼き直して活性炭の再生や新しい活性炭に入替しています。

⑩浄水池(じょうすいち)

大寺浄水場の芝生の下に浄水池があります。

活性炭吸着槽できれいになった水を一時的に貯めておく池で、つくる水の量を調整したり、非常時でも水を確保する等の役割を持っています。

小学校の25mプール25杯くらい貯めることができます。

修繕工事の写真から浄水池の大きさが分かります。

⑪排泥池・排水池(はいでいち・はいすいち)

排泥池は、薬品沈でん池で沈められた汚れのかたまり(フロック)を、掻き寄せ機で集め、排泥(沈でん池の底から泥を抜く)した泥水を一時的に貯蔵するための池です。

排泥池に貯められた泥水は、送泥ポンプを使って濃縮槽(のうしゅくそう)へ送られます。

排泥池内では泥が沈まないないように常に攪拌(かくはん)されます。

排水池は、急速ろ過池の砂や活性炭吸着槽の炭を洗浄した水を一時的に貯蔵するための池です。

貯められた水は、排水返送ポンプで沈砂池に戻して、また浄水処理されます。

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